【可能性】東京からゲストを招いて官民連携! 大手と地元企業と地元民と行政と。
”ここやる”代表のヒルタです。
社会課題が煩雑で複雑化するなかで、その社会課題を解決するためには、今までのように行政に任せておけばよいというわけにはいかなくなってきました。
時代の流れはめちゃくちゃはやくなっており、ドッグイヤーからマウスイヤーと言われるように、めちゃくちゃ早くなっています。18年周期で進歩していたのが1年で。7年周期だったものが1年で進歩していく。
社会がはやくうつりかわっていくならどうするか。
みんなで手を組んで解決していくしかないじゃない!というわけで、行政と民間とが手を組んで社会課題を解決していくことがますます必要になってきます。
CSR:Corporate Social Responsibility(企業の社会的責任)やCSV:Creating Shared Value(共有価値の創造)が重要視される社会が訪れようとしています。
東京で偶然であった富士ゼロックスのイドさんがたまたま愛知県に来られる予定があったので、ここやるに来ていただきました!!
イドさんだけではなく、市内の大企業で働いている方、地元の方や当然公務員として働いている方も集まってきてくれました。全員プライベートでっていうのがとてもステキだなと感じます。
様々な取り組みを伺いました。
まずは、乾杯してオープンマインドで話ができるように。
どういった活動をしているのか、動画を流しながら説明してくれました。
311(東日本大震災)をきっかけとして、地域支援を実施していったとのこと。
You Tubeにアップロードされているので、誰でもみることができます。
太っ腹!
行政だけでは解決できない問題を、大企業が学校と一緒になってすすめていくっていうのはこれからの「仕事」のひとつだと考えています。行政も民間も「丸投げ」ではなくて、お互いのメリットや特技を活かしていく。そのために、各々のリソースを最大限に活かしていく。
私が一番流石!というかすごいな!!って感じたのがきっちりと行動までをデザインしているところ。
集まりました
↓
考えました
↓
いいアイディアだねー!
↓
楽しかったねー
で終わるワークショップがほとんどな印象。「楽しむ」を目的としていることならいいんですけど、やっぱり、行動にうつしてなんぼでしょ!!
ここやるのコンセプトにあるように「楽しみながら、まず、やってみる」です。行動したからこそ分かる部分がある。
この行動まで起こさせられるように、ちゃんとデザインしているっていうのがすごい。中学生とかに対してそこまで求めて、ちゃんと行動できるまで落とし込んでいる手法がステキ。こういうこと見習っていきたい。
イドさんのお話を伺ってから、みんなで意見交流会。
そもそも大企業がこういった、社会活動をやるっていうのは「裏になにかあるんじゃないの?」という純粋な疑問が提示されました。
そりゃそうですよね。大企業の市場規模から考えたら、売上なんて微々たるものです。100億円以上の市場規模じゃないとGOしないなかで、通常のビジネスプランから考えたら、全く利益にならない。むしろ、社員の人件費等を考慮するとマイナスなんじゃないかという事業だけども。
結論から言うと、社会貢献活動。
昔もフィランソロピー活動であったり、メセナであったりというのがありました。時代背景的に、公害問題をなんとかしないとまずい!!企業市民の考え方から基づいているので、現代のCSRとはちょっと異なっているんですけど。
社会貢献活動というだけではなく、地域とつながって「行動」をデザインすることで自社の社員の能力向上が図れますしね。こたえのない課題に対して立ち向かっていくわけですから、しかも困っている人を目の前にしたら、そりゃ人間ですから「心」にきて本気で携わっていくわけです。
近江商人が残した言葉「三方良し」
・買い手良し
・売り手良し
・世間良し
現代風にいうと、「win-win-winの関係性構築」が大事ということ。
みなさん、ご存知の二宮金次郎(二宮尊徳)の言葉にもあるように・・・
「道徳なき経済は罪悪であり
経済なき道徳は寝言である」
二宮尊徳さん、流石、良いこと言う。最近の歩きスマホが叩かれまくっていますが、そもそも歩き読書の元祖なんじゃないかと。そういうわけで、最近、薪を背負ってあるかない二宮金次郎像があるらしい。
サボっているだけじゃねーか!
東京へ帰らなければならないため、イドさんは20時頃に帰って行かれましたがそのあとも集まった多種多様な人で、どうやったらもっと上手に官民連携がとれていけるのかということを立場や肩書を外して語り合いました。
官も民もお互いが歩み寄って、一緒にプロジェクトを進めてみるっていうのが大事なんじゃないかと私は思います。
民は民で「我社の製品をつかったら解決できますよ(どやぁ 1000万円で購入を(どやぁ」っていう営業じゃなくて。そういうのはお腹いっぱいなのでいらない。そうじゃない。そうじゃなくて、官民連携で必要なことは、その会社の製品じゃなくてその会社で働いている社員の知見であったり、能力であったり、視野の広さであったり、考え方であったり……その人が持っている、その人だからもっている「能力」「特技」「知恵」が大事。
官は官で「いい案出してくれたら、政策にしてやるけど(どやぁ」じゃなくて。そういうのは超お腹いっぱないのでほんっっっといらない。そうじゃない!そうじゃなくて、やっぱりここでも、その職員が持っている「能力」「特技」「知恵」を出していくこと。
お互いが、その人が持っている能力を出し惜しみせず、能がカラカラになるまで出し切ることで、そしてちゃんとペルソナをたてて、課題解決したいと考えているターゲットの話をちゃんときいて高速でPDCAでまわしていくことが大事。
その考えた解決策がもしかしたら、うまくいかないかもしれない。
何でもかんでもうまくいくわけがない。でも、ここで全力で頑張ったことでその人達のマインドというか意識がかわって、その次の解決策やその人達に影響された人たちが出す解決策が「うまく」いくようになると信じています。
21世紀もだいぶ経過して、インターネットも先進国のほっとんどに普及。デジタルネイティブ世代が出ている現代で、ますます高度で複雑化する社会課題を解決するためいは、共働、協働、共創が必要になってくるのだと感じました。
【おまけ写真】
終わりがけに、「がんばれる」ツボを教えてもらいました。
協働、共働、共創……co-creativeな発想がますます重要になってくる!
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岡崎市空き店舗撲滅運動「ここdeやるZone」(ここやる)
代 表:晝田 浩一郎(ヒルタ コウイチロウ)
副代表:中川 光 (ナカガワ ヒカル)
家 老:野澤 成裕(ノザワ ナリヒロ)
マネージャー:小川 貴之(オガワ タカユキ)
メール: okazaki.cocoyaru@gmail.com
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コンセプト:「たのしみながら、まず、やってみる!」
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