【訪問記】岡山県のおもしろさ知ってる? 倉敷、路面電車、後楽園、岡山のまち!
”ここやる”代表のヒルタです。
旅行が好き。
知らないまちを見るのが好き。
美味しい地のものを食べるのが好き。
外の世界を知ることで自分たちの地域の理解が深まるから好き。
そんな方も多いのではないでしょうか。実は、私も旅行が好きでしてね。
岡山県を旅行してきました!!
今回は職場旅行としての旅行。
毎月いくばくかのお金を積み立ててそれで旅行に行くという完全にプライベートなもの。しかし、そこは職場旅行。普段から仕事として経済振興を行っていますから、経済振興の観点からも見ていきますよ!
1.出発前編
旅行には前準備が大事。どういったところがいいのか、何が美味しいのか。今回は幹事の方がちゃんとしていくれていたので全部お任せしていたのですが、自分でもそれなりに調べたいので、「今度、岡山にいくんですよー」って言ったらかえってきた反応がこちら。
「え? 岡山? 何があるの?」
「桃太郎、ジーンズ、後楽園、あとは、ええっと……」
愛知県からすると岡山県って遠いから「よくわからない」という認識になることも仕方がない。そんな未知の国、岡山へいざ出発!
2.出発-新幹線編
2017年2月11日(土)に出発したのですが、この日は雪。前日から雪。朝起きて岡崎市でちょっと積もっているのをみて、「あれれー、やばいぞー」って思っていました。
うん、遅れるよね!
新幹線は雪の影響で30分~40分程度遅延が出ていました。仕方ない。どんまい。
どうやら岐阜県のあたりを徐行運転しているらしい。そのため関西方面の出発は定刻なんだけど、普段よりも遅く走るから到着時間が遅れるというわけ。
なんとか新幹線に乗り込み、いざ、出発。
朝ビールってなんでこんなに美味しいんですかね! まるで正月。気分は上々!
雪見酒!
早々にビールからほろ酔いにするくらいにお酒弱い私。
通常だと名古屋駅と岡山駅は新幹線を使うと2時間20分くらい。
雪の影響で3時間くらいかかりました。到着予想時間まで正確な新幹線すごい。
3.岡山到着! そうだ倉敷、行こう。
岡山駅に到着し、早速倉敷へ。岡山駅から在来線で移動していきます。
駅のホームはこんな感じ。
ちょっと前に話題になってたベンチの向きが線路と垂直になるように設計されていました。去年に工事を実施したとのこと。動きはやい。
なんでわざわざ垂直にしているの?と疑問に思った方もいるかと思います。これ、ちゃんと理由があるんですよ。
その理由が……
酔っ払ったお客さんがふらついて線路へダイブしないように。
垂直ならふらついても壁にあたるくらいですからね。
そんな在来線で倉敷へ。
意外だったのが、倉敷行き電車のドアに「あける」「しめる」ボタンがあること。
私がこのボタンをはじめてみたのは新潟に行った時なのですが、寒い地方にしかないのかと思っていました。まさか、岡山で実装されているとは……!
岡山でも北の方は雪がたくさん降るためなんでしょうけど、意外でした。
倉敷の名前は知っていましたが、行くのははじめて!わくわく!ドキドキ!
4.倉敷市探索、そこで見つけたステキな数々。
倉敷市って都会じゃん!っていうのが第一印象。
倉敷には美観地区というそれはそれは整備された地区があって一大観光地となっています。
まずは、お昼ごはん!
メニューも色々あるなかで頼んだのが「つけ麺」と「煮干しラーメン」
サイドメニューとして餃子とビール。どんだけ飲むんだ。
解説書まで設置されていて出てくるまで楽しめる。
限定30食というつけ麺をいただきました!
煮干しラーメンもいただきました!
超美味!!
朝からビールやチューハイだってお酒飲んでて、昼間にラーメンって完全にシメの流れ。12時間くらい時間がズレている気がするのですが、それも旅行の醍醐味。美味しければ、よかろうなのだぁ!
良い感じにお腹がいっぱいになって歩いていると…
こういうのおもしろいなーー!!まちなかで仕掛けていっているのがとてもステキ。
「今日、倉敷路地 市庭やってます!」
そんな声が聞こえてきました。市庭ってなんだろうって、行ってみることに。
好奇心は猫をも殺すといいいますが、好奇心に任せていってみます。
細い路地を通った先には、龍!
ビニールハウス!
休憩所としての広場!
ビニールハウスの中には、様々なお店が自分のお店や農園のものを売っていました。朝市とマルシェが合体したような感じ。休憩所が中にも外にもあって心地よかった。
スタッフの方にお話を伺いました。
「6年くらい前からやっていて、最初は屋台テントみたいなものからはじめた。だんだんと今の形になってきて、ビニールハウスの全天候型に。出たいといったお店に対して全てOKするのではなく、実行委員の自分たちがちゃんとお客さんのためになるかどうか、市庭に合うかどうかを判断している。様々なところから視察にも来てくれており、メディアにも取り上げられてる。倉敷路地市庭をモデルとして全国でも開催されていけば良い」
毎週土曜日開催!
良い感じの場所だー!
コミュニティとしても機能しているということがステキ。数人の熱意ある地元の方が実行までうつした!っていうのがいい。「いいよねー」で終わらなのが良い。岡崎市でも、康生通で屋台通みたいなことを今年の1月にやっていたけど、あんな感じでどんどんやっていくと気がついたら6年経過してたとかなるんでしょうね。
最初から100点を目指さずにやるというのは重要。
市庭を満喫して、通りに戻ってくるとジーンズを売っているお店があったので入ってみました。「BLUE SAKURA」さん。
岡山県といえば、なんといってもジーンズですからね。
たくさんの商品が展示されていて、まだできたばかりだそう。
白いジーンズ良いなー、欲しいなーって思ってたら気がついたらストール買ってました。
Instagramアップ写真w
すんごいステキなの!ジーンズとは思えないストール!
商品がコチラ。
着心地というか肌触りが柔らかくて気持ちいい。しかも暖かい。
冬にはマフラーとしても使えますし、春にはストールとしても使えるとのこと!
スタッフの方がめっちゃオシャンティ
こういうのって試着しちゃうと欲しくなっちゃいますね!
巻き方も教えてもらいました。
ジョルジナ巻
ふわっと巻くのがコツだそうです。巻き方は百聞は一見にしかず、ご興味ある方は動画をご覧ください。
一点一点、ダメージの入れ方や加工の仕方が違うので全部オリジナル!
早速、購入したストールを巻いて倉敷を散策します。旅行だとついついサイフの紐もゆるくなっちゃいます。仕方がない、旅行だもの。
さすがにジーンズ生地でスーツをつくっているところもありました。「inBlue」さん。
デニムスーツのパターンオーダー。
めちゃくちゃカッコイイ。デニムスーツって想像だと硬い生地でデニムベストみたいなイメージされるとおもうんですけど全然違う。軽いし、光沢もキレイ。
しかし、さすがに旅行でサイフの紐がゆるくなっているとはいえ、パターンオーダーのスーツを頼むほどは余裕がありませんでした。しかし、次は買おう。
次に岡山に来る機会があれば買おうと思いました。オンでもオフでも使えるジャケットのラインがめちゃくちゃキレイだった。
後ろ髪を引かれつつ倉敷を散策。
テンションがあがりまくるマネージャのオガワ。
今回幹事もしてくれました! 感謝!
倉敷の美観地区というとまさにこんなこんな感じ。
観光地!っていうくらいに整備されていました。
白鳥もいました。かわゆす。
Facebookで「岡山なう!」って書いたら岡山出身の方からオススメされた「倉敷珈琲館」でコーヒーをいただく。
店内の雰囲気も落ち着いており、旅行だし!せっかくだし!「ハイ・マウンテン」というコーヒーをいただきます。
香りがよく、幸せな気分にさせてくれる一杯。
5.岡山市を走る路面電車! 初体験!
せっかく岡山にきたのだから後楽園にも行かなければ!というわけで後楽園へ。
自動車免許を取得するときに「路面電車」がいるときの講習を受けます。しかし、実際に路面電車が走っている市町村はそんなに多くない。色々なルールを覚えましたが、自動車学校で強く思ったのは「うちのまちに路面電車走ってないし……」というくらいに関わりがなかったのですが、今回、はじめて路面電車を体験しました!初乗車!
メインストリートの真ん中を走っているという気持ちよさ。
路面電車を利用されている地元の方も多かったです。
この路面電車でいいなー!!って感じたのがおもてなし。
路面電車の運転手の方が毎回なのか明らかに旅行者だとわかる私達一行がいたからなのかはわかりませんが、丁寧に車内アナウンスしてくれたことがとても嬉しかった。
「PASMO・Suicaは使えません。岡山城、後楽園へは『城下』で降りると便利です。料金は100円です」
って感じで知りたい情報を全部言ってくれた。感動。
電車はまだしもバスって説明がないし、どこで降りるか自分でボタン押さなきゃいけない中でしっかりとわかる説明をしてくれると安心。「あ、次で降りればいいんだ!」ってわかりますからね。こうしたちょっとしたことがおもてなしであり、嬉しいんだなと感じました。旅行するといろんな発見があって楽しい。
城下駅の地下には不思議な空間が広がっていました。
6.後楽園と岡山城へ! 広い! 優雅! お殿様すげぇ!!
日本三名園は、金沢市兼六園、水戸市偕楽園、そして岡山市後楽園。
美術館ではなぜか鳥取県のことがやってました。
不思議。
日本三名園と言われる岡山後楽園はどーんと広大な敷地で美しい景観を堪能できます。
芝生は焼きをしてあったので黒くなっていました。ある意味この時期にしかみれない貴重な光景。
園内をガイドしてくれる方もおられまして、今回はガイドを頼みました。
御歳80歳!
80歳とは思えないほど朗々と説明をしてくれました。しかも、ガイドさんのお子様が豊田市におられ、お孫さんが岡崎市の学校に通っていたとのこと。なんという偶然。すごいご縁だな
ガイドしてもらって感じたこととしては、やっぱり説明されるとわかりやすい。ガイドブックとか持っていたとしても興味関心を抱く深度が全然異なる。しっかりと説明もしてくれるし、質問もできるし、コミュニケーションっていうことがいかに観光には必要かと。
もし、ガイドがいなかったら「キレイだなー」っていうだけで終了だったと思うんです。そこに込められた石や家屋の意図や想いを知ることもなく。こうしたことで滞在時間は伸びるし、しっかりと楽しめる。
今回、ガイドをしてくれた方は80歳というご高齢でしたがシニア活用としても有効だと。もちろん勉強してしっかり「正しい」ことを言うのは大前提ですが、生きがいとして有効なんじゃないかなと。
岡崎市でも「歴史語り人」というボランティアスタッフの方が岡崎市内の二十七曲等を解説してくれていますが、やっぱり、いいですもんねー。
この石とか解説してもらわなかったら、「子孫繁栄」の願いを込めているとか全くわからないですか。役目を凝らすと、男と女の、ね!!
「おほほ石」っていうらしいです。
解説受けなきゃわからないってのは、つまり、こういうこと。展示だけしてあってもわからない。
ガイドの説明を聞いてて思ったのが、基本的に、お殿様すげぇ!ってこと。やりたい放題。なんか景色さみしいからあそこになんかつくって、とか。ゆっくりできる場所つくって、とか。朝ごはんを食べる家屋があるとか。やりたいことやほしいものを全て実現させていく感じ。なんなんだ、すげぇなお殿様。
後楽園はタンチョウ鶴がいいます。6羽。
鶴の寿命はだいたい20年くらいだそうなんですが、20年オーバーがいました。年を取っているかどうか遠目からだと全然わからず、キレイな白色していた。タンチョウ鶴はじめてみた。今回、はじめて体験することが多い。
岡山城にも行ってみます。
地ビールもあるんですね、岡山。「独歩」
岡山城ドーン!
さらにドーン!!
金のシャチホコがいました。金のシャチホコって名古屋なイメージがあるんですけど、他のお城でもシャチホコいるのはなんなんだろう。岡崎城にもシャチホコいるし。
色んなお城にシャチホコいるのに、名古屋城のシャチホコがとても有名になっているのはなんでなんだろう。不思議。
お城の中にも入れて天守閣からさっきまでいた後楽園が見えました。
貴重な資料等も展示。今回は時間がなかったのですが、お殿様、お姫様の衣装に着替えることもできるそう。何それ超いいじゃん!
7.夜のまちへ! 地元の美味しいものをいただく!
歩いた。超歩いた。めちゃくちゃ歩いた。
同僚の万歩計は1万4千歩だったから同じくらいは歩いた。
とあるデータによると一日男性の平均歩数は約7200歩らしい(ソース)
単純に倍!
そんだけ歩いてたら酔いもまわります。
岡山の地酒をいただいたり、奈義牛をいただいたり!
お店は「酒菜屋 古粋 KOIKI」
何食べても美味しい。
奈義牛をいただきました。
お店をかえてラーメン。本日2回目のシメ。
どこにしようかとブラついていたら、「金八」というお店があったので入店。
味噌ラーメンで、肉のボリュームが! ジューシー。シメというかガッツリな感じになったけども美味しくいただき。
岡山の商店街をブラブラとしていると……
うん?
恐竜いた!
羽化したばかりのも……!!
お腹がいっぱいすぎて他のお店行けなかったんだけど、地鶏をつかった焼き鳥屋さんや音楽カフェとあバーとか良い感じのところがたくさんあった! すごい楽しめるまち、岡山。
8.感想とか
大都会岡山、わーい! たっのしー!
正直、岡山に行くまでは「えっと・・・」って思っていたけど楽しかった。料理は美味しいし、お酒は美味しいし、人は優しいし、セラトニン大量分泌!
倉敷とかももっと時間をつくってまた見に行きたい!って思ったし、岡山のまちについてももっと美味しいお店がありそうなのがわかったので、また来なければ! 意外やるやん、岡山。
8年前に岡山県にいったときには、大学時代。自転車で東京から福岡県まで行ったんですけど、そのときに国道2号線を延々と走ってて岡山県を通過。
ピオーネと蕎麦を食べた記憶とただただひたすら風が強かった思い出だったんですけど、今回でだいぶ補足追加されました。
どこでもそうだけど、やっぱり、行ってみるとおもしろいんですよねー。
いろんな気づきもありましたし。
たくさん歩いたし、雪もちらついてたし、風も強かったけど、岡山おもしろかった。
今度はしっかり2泊くらいしたい。倉敷ももっと楽しめそうだもの。
どこに行っても、そこのまちには人の暮らしがあるというのは興味深い。
どんどん旅に出ていきたい。ツアー旅行というよりも行き当たりばったり旅行。
どこに行こうか迷っている方は、ぜひ、岡崎市へ!
ここやるは、勝手に岡崎市観光キャンペーン中
「どこだ岡崎、行ってみよう!」
知らないからこそ楽しめる、ってことがよくわかった岡山旅行でした!
【おまけ写真】
まほぴよさん!
後楽園のパンフのアングル写真。
岡山と岡崎……
岡岡で何かできるといいなーって思います。
岡山出身の方とかいればぜひご連絡くださいー!
岡山コラボやりましょー!
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岡崎市空き店舗撲滅運動「ここdeやるZone」(ここやる)
代 表:晝田 浩一郎(ヒルタ コウイチロウ)
副代表:中川 光 (ナカガワ ヒカル)
家 老:野澤 成裕(ノザワ ナリヒロ)
マネージャー:小川 貴之(オガワ タカユキ)
メール: okazaki.cocoyaru@gmail.com
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コンセプト:「たのしみながら、まず、やってみる!」
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