【おおきんなコラボ・後編】国府神社で獅子舞! 受け継がれる歴史と変わっていく伝統
”ここやる”代表のヒルタです。
3連休という方も多いのではないでしょうか。
ここやるは1月6日(金)、1月7日(土)、1月8日(日)と活動しています。お時間ある方はぜひお立ち寄りください。どた参加お待ちしております!
▼1月6日(金)11:00~13:00
▼1月7日(土)12:00~15:00
ミズノラボ外伝*映画「美しき緑の星」を観ながらミズノのカレーを食べる会
▼1月8日(日)18:00~21:00
【1周年記念】ここde「ここやる1周年記念パーティ」やるZone!
さて、今回はおおきんなコラボの【後編】です!
国府神社で獅子舞をみてきました!
【前編】のたこあげはコチラ。
cocoyaru-okazaki.hatenablog.com
その方が獅子舞を取り仕切るっていうんですから見に行くしかないっしょ!
というわけで、国府神社。
地元の方々が神楽と獅子舞を待っています。
実は、私、小学校6年制の頃……今から17年くらい前に獅子舞をやったことがあるんですよ。関東の方だと獅子舞って一人で舞いますよね。たむらけんじスタイル。
こっちだと前と後ろとで2人で1頭の獅子を操ります。
しかも、宇賀田神社だと2頭の獅子が舞う。結構珍しいことらしいです。
さらに獅子舞ってこのあたり…伊勢志摩発祥らしいです。
ソースはSHIMAZINE。
おごそかな雰囲気。
昔はもっと木々がおいしげっていましたが、切ったため明るい境内に。
いよいよ神楽がはじまります。
たぶん、地元の小学生か中学生だと思う。
華麗に舞っていきます。
その後、獅子舞!
獅子の口の中にお賽銭をいれます。
頭をかんでもらってどんどん賢くなるなる!
小さなこどもたちはギャン泣きでした。ギャンギャン泣いてた。
小さな時って獅子舞とか怖いもんね。
私も頭をかんでもらいました。
ますます賢くなってしまいます(どやぁ
美容院をやっている彼は手を噛んでもらってました。
商売道具ですからね。ついでに、私も手を噛んでもらいました。
ぐるぐると獅子舞が境内をまわります。
3周、4周(え?まだ?
5周(なげぇ
6周(まじで? まだやるの?
7周(え?マジで?そろそろ終わるっしょ?え?え?
ということで7周まわってました。
晴れ着をきた小さな女の子も獅子舞を見に来ていたんですが、地元のおじいちゃんカメラマンのターゲットになっていました。おいおいここはコミケか、と突っ込みたくなるほどの殺到っぷり。
コミケの雰囲気さながら!
獅子舞が境内を出て浜へ。
ここでも回ります。また7周くらいするのかと思ったら3周でした。
さて、なぜ浜に行くのか。
そして獅子舞はどういった経緯なのか。
たまたま隣にいた地元のおじいちゃんに教えてもらいました。私の故郷ですが、昔のことはやはりベテランに聞くのが一番!!
昔々、数百年くらい昔。
国府の浜の岩の上に、獅子舞の獅子の頭が漂着していた。
それを拾った地元の人が国府神社に納めたそうです。獅子の頭が漂着していた岩を「獅子岩」と呼ばれるように。
そこから獅子舞が開始され、拾った地元の人のところに獅子舞のあとにお礼に行くという風習が残っている。
そんな獅子舞も最近はどんどんと変わってきている。
昔、50年くらい前は25歳の厄男が獅子舞に入っていた。そして、一周するときにみんなで引っ張って境内から出してまちへ。まちの商店をまわり賽銭を口に入れてもらっていた。それを7周もするもんだから15時くらいからはじめて終わるころにはあたりは真っ暗になっていた。電気ではなく提灯をもって練り歩いていた。
獅子の頭がついていた獅子岩へ行き、お礼をする。そして、拾ってもらった地元の家に行き、お礼をする。
現在は、25歳の厄男で担う人が少なくなってきたため小学生や高校生に獅子に入ってもらっている。またまちなかも商店がとても少なくなったため練り歩かず境内のなかをまわる。獅子岩までいかずに、獅子岩が見える浜まででて「お礼」の意味をこめている。拾ってくれた地元の方の家は国府神社の近くなのでお礼にむかって終わる。夕方のまだ明るい時間に終了している。
とても貴重な話を聞かせてもらいました。
こうしいた話を伝承していくことも必要だと思います。ずっと住んでいたけど知らないことはたくさんあるし、当時のことを知っていて、どういった想いでやっていたかということを知るってのはとても興味深い。
ある種、meme(ミーム・文化的遺伝子)を残していくことだと思う。
私はこのmemeという考え方がとても好きで、他の人のmemeを受け継ぐってこともやりたいし、自分のmemeを残していきたい。生き様かもしれないし、考え方かもしれない、作品かもしれないし、こうしたブログのようなコンテンツかもしれないし、誰かに与えた影響なのかもしれない。私の名前や肉体はなくなったとしてもmemeとして残したい。生きた証、としてなのかもしれない。
獅子舞を見に行ったら思わず、めちゃくちゃおもしろい話を聴けてしまった。
何事も「やってみなきゃわからない!」ってこと。
ここやるは愛知県岡崎市で活動をしていますが、ここやるでまちの方の話を聴くということを毎月やっています。昔の岡崎市の思い出やどういった想いを次世代に託していきたいのかという話を伺うことがめちゃくちゃおもしろい。
文献を読んだり、資料を読む以上に「感情」をのせてしゃべってくれるから好き。
次回は、1月18日(水)19:00~21:00 こちらもぜひお越しください。
ここ de 「まちの人の話を聴く」Zone!(SPゲスト萬珍軒 永井様)
【おまけ写真】
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岡崎市空き店舗撲滅運動「ここdeやるZone」(ここやる)
代 表:晝田 浩一郎(ヒルタ コウイチロウ)
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メール: okazaki.cocoyaru@gmail.com
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